「彦根まち歩きツアー」が3月29日行われ、井伊家の下屋敷「お浜御殿」の庭園が一日限定で公開された。
お浜御殿は、文化7年(1810)に十一代藩主・井伊直中によって松原内湖と琵琶湖の間に創設。現在は、江戸期の建物とみられる門番所、土蔵、奥座敷棟、明治22年建設の大広間棟と玄関棟が建っている。庭園は敷地の約半分を占め、琵琶湖の水位と変動する汐入(しおいり)形式の池を中心に、西側に州浜、東側に築山が設けられている。
ツアーでは庭園や建物の外部が公開され、市教委文化財課の谷口徹さんが庭園や建物の特徴を説明した。
お浜御殿は平成24年度までに市有地化され、順次整備されるのに合わせて、今年から「新緑」と「紅葉」の時期に1カ月間限定で無料公開される。初回は4月20日から。
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