彦根城内のオニバスの保存活動をしている「彦根城オニバスプロジェクト」(渡邊輝世代表)のメンバーは7日、市役所や城西小、若葉小の池にオニバスを植えた。
城内には江戸時代以降、多くのオニバスが咲いていたが、近年はハスの大量発生などで育ちにくくなり、同団体が保存活動をしている。昨年秋に中堀のオニバスの種子を採り、メンバーの自宅で育てていたが、多くの市民に知ってもらおうと市役所などに植えることにした。
この日はメンバー14人が、市役所に3株、城西・若葉の各小学校に1株ずつ、金亀児童公園に4株を植えた。若葉小学校では児童も参加したが、降雨のため作業が中断するハプニングもあった。花は8月末から9月に咲くという。
渡邊さんは「今後はすべての小学校に植えていって、オニバスを多くの人に知ってもらえれば」と話している。
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