2009年8月25日火曜日

安政の大獄「和解」で、彦根市民ら使節団が萩市訪問

 井伊直弼主導による安政の大獄で処刑された吉田松陰の墓に参るため、彦根市長や井伊家十八代当主・直岳氏ら使節団が21日から23日まで、松陰の故郷の山口県萩市を訪問した。
 一行は公募市民14人を含む計24人とひこにゃん。萩市民館での歓迎セレモニーでは野村興兒市長が「彦根市の使節団が来られた今日の日を大変うれしく思う。歴史的事実は事実として、150年の歴史を超えて両市が新しい交流を築ければ幸い」とあいさつ。獅山市長も「過去の150年は事実とし、今後の150年間がはるかに大切だと思っている」と述べた。
 その後、松陰の墓参り、松陰神社参拝、松下村塾の見学、萩の城下町と萩城跡の散策などをした。松陰神社などにはひこにゃんも訪れ、観光客や地元の子どもたちの人気を集めていた。

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