井伊直弼主導による安政の大獄(1858~59)で処刑された福井藩士・橋本左内(1834~59)の生誕地の福井市に、井伊家第十八代当主・直岳氏や獅山市長らが7日に訪れる。
処刑により亡くなった幕末志士の古里と「和解」する慰問訪問の第2弾で、初回は8月21日から23日まで吉田松陰の古里・山口県萩市を訪れていた。
訪問するのは直岳氏、市長のほか、北村昌造150年祭実行委会長らとひこにゃん。当日は午前10時~福井市左内町の左内公園内の墓前で「橋本左内先生墓前祭」(橋本左内先生顕彰会主催)が営まれる。墓前祭では獅山市長や直岳氏があいさつする予定。
彦根からの一行は、墓前祭に参列した後、福井市役所を表敬訪問する。ひこにゃんは表敬訪問のみ同行。
【橋本左内】越前生まれ。福井藩主・松平春嶽の側近として働き、十四代将軍の後継ぎ問題では一橋(後の徳川)慶喜擁立運動を展開。開国派だったとされるが、将軍後継問題に介入したことが問われ、処刑された。享年25歳。
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