2009年10月2日金曜日

彦根城入城者数、今年度半年で17年度抜く

 8月と9月の彦根城(内堀より内側)への入城者数が、築城400年祭が開かれた平成19年度時の同月よりも多かったことがわかった。また今年半年間の合計は、17年度の年間をすでに抜いている。
 彦根市が示したデータによると、今年の入城者数は8月が7万6918人、9月が8万2044人と両月ともここ10年で最多で、19年度時の7万2830人(8月)と7万8296人(9月)をいずれも上回っている。
 今年度半年間(4月~9月)の合計は41万9253人で、17年度時の1年間の合計・41万7519人を抜いた。
 入城者数が増えた要因として、市は盆休み・シルバーウィークと連休が続いたうえ、ETC利用者の高速道路利用料が1000円だったことをあげている。彦根城管理事務所によると、シルバーウィーク中、城内は多くの観光客で賑わい、ひこにゃんの登場時間になると、長蛇の列ができ、登場すると大きな歓声があがっていたという。
 しかし市民からは、観光客の多くは彦根城よりも、ひこにゃんを目的に訪れたとする冷静な意見もあり、ひこにゃん頼りの観光にいつまでも安堵はしていられないといえよう。

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