平成20年6月から22カ月続いた井伊直弼と開国150年祭の閉幕式が24日、彦根城博物館能舞台で開かれた。
150年祭実行委会長の北村昌造氏は「この時期に訪れて頂いた多くの方々がそれぞれの直弼公像をえがいて頂けたのでは。観光都市として揺るぎない基盤を築くことを期待しています」とあいさつ。
十八代当主・井伊直岳氏は「150年祭が彦根の歴史の一コマとして語られる時が来て、将来的に高く評価されるようになればと願っています」と述べた。
この後、茂山千五郎家による狂言「千鳥」の演舞、150年祭のダイジェストDVDの放映、直弼を弔うための彦根鉄砲隊による弔砲が行われ、獅山市長がひこにゃんと一緒に登場。市長は「これで終わりではなく、これからがスタートだ」と話し、北村会長が「閉幕宣言」をした。
150年祭期間中(659日間)は、主催事業が37、市民創造事業が51行われ、彦根城への延べ入城者数は119万9475人だった。
0 件のコメント:
コメントを投稿