経営業者は彦根市野田山町のグッズ製造業「ベースワン」(山室義治社長)。絵本は横浜市内の小学校に勤務する宇都木美帆さんが平成18年に作成。鳥取県で感想文コンクールの課題図書になり、韓国でも発売されるなど、国内外で読まれている。
昨秋に東京ビッグサイトで開かれたキャラクターの祭典「ライセンシングアジア」にチキンマスクが出展された際、一目惚れした山室社長が宇都木さんにグッズ製作を打診。製造・販売に乗り出して3月19日に開校した。マスク小学校は木造3階建てで延べ約150平方㍍。店舗は2階までで、1階では絵本に登場する14キャラと、チキンマスクのいとこ・ブラックチキンマスク、ひこにゃんなど全国のゆるキャラ、戦国武将―などのグッズを販売。
2階の食堂は「教室」が2つあり、ドリンクやホットドッグのほか、コッペパンやソフト麺など給食に出てくるメニューもそろえている。学校で使われる机やいす、黒板があり、ゆるキャラのぬいぐるみも置いている。
今後は子ども向けの講座も開講する予定で、山室社長は「これからもどんどん本物の学校に近づけていきたい」と話している。
将来的には彦根を本校として、全国100校を計画している。オープン時間は午前10時~午後6時。水曜日定休。
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