今夏の参院選・滋賀選挙区に自民党の候補者として出馬予定の武村展英(のぶひで)氏(38)が16日、党彦根市連協の定期総会に出席し意気込みを語った。
武村氏は、鳩山政権に対して「このままの政治が続くと日本は崩壊してしまうという危機感をもっている」と述べ「地盤、看板、カバンはないが、情熱はもっている。自民党の名を汚さぬようにがんばりたい」とあいさつした。
自民党の支持率が伸びない理由については、「自民党は日本の経済を発展させたが、国民のニーズを感じとることができなかった」「一度無くした信頼を取り戻すのは並大抵のことではない。国民のニーズをくみとって実現できるようにしなければ」と語った。
民主党の立候補予定者との差別化ついては「自民党は地域や国を愛する心を基本にした保守思想で、自助や家族・地域など互いの助け合いを重視しており、公助が介入するのは最後」「民主党はリベラルの思想で、子ども手当などバラマキ政策に重きを置いている」と説明。民主党の支持母体・日教組が進める教育問題にもふれ「歴史の人物に敬意を表する教育ではなく、自虐的な教育を進めている」と批判し「保守の理念を前面に打ち出していきたい」と述べた。
武村氏は草津市出身、慶応大学商学部卒。大学4年生の時から衆院議員(自民党)2人の政策秘書を務めた。現在は監査法人に勤務。
参院選には、民主党現職の林久美子氏(37)、共産党新人の川内卓氏(54)、幸福実現党新人の荒川雅司氏(34)も立候補を表明している。
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