日本ビジュアル・ジャーナリスト協会(JVJA)のメンバーが世界中の戦場や飢餓、被災地などを訪れ撮影した写真展「世界187の顔」が、8日から彦根市馬場1丁目の滋賀大学講堂で開かれる。9日午後1時半~はJVJA会員で滋賀拠点のフォトジャーナリスト・國森康弘さんの講演会もある。
アフガニスタンとパキスタンの国境で地雷により両腕を無くした少年、イラクで収容所から釈放された息子と抱き合う母親、竹馬に乗って遊ぶカンボジアの子どもたち―など、JVJAのメンバー11人が撮影した世界の人々の喜怒哀楽を収めた写真約130点(登場人物は約187人)を展示する。
國森さんは元・神戸新聞記者。イラクやソマリア、スーダン、カンボジアなどを訪れたほか、国内では介護や看取りの現場、野宿労働者、元兵士などを取材している。講演テーマは「命のバトン~看取りの家で教わったこと」。
写真展の開館は午前10時半~午後4時半、14日まで。入場無料。(写真は豊田直巳さん撮影)
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