戦国イベントやゆかりの城跡には、戦国ファンの女性、いわゆる「歴女(れきじょ)」が多く訪れており、一大ブームとなっていることから、滋賀県教委は「女性のための近江戦国山城マップ」作りを企画。マップ作成に協力できる女性を募集している。
県教委などによるこれまでの城跡の地図は男性職員が作成しており、歴女からは、一人で登っても安全か、どのような服装・靴で行けば良いのか―などの問い合わせが相次いでおり、中には「佐和山城内で石田三成はどこで寝起きしていたのか」などの質問もあったという。
そのため県教委は「女性目線」のマップ作りを企画。募集する女性スタッフは25人。6月26日のオリエンテーションを最初に、順次、安土城跡(7月24日)、佐和山城跡(9月25日)、小谷城跡(10月16日)で現地研修会と出土品の見学会に参加。10月3日に佐和山城跡周辺で開かれる歴史体験空間イベントにもスタッフとして加わる。11月20日にマップを作成し、年度内の完成後に県教委のホームページなどからダウンロードできるようにする。
対象者は18歳以上の女性ですべてのイベントに参加できること。参加費は保険費280円。交通費など自己負担。定員を超えた場合は審査後決定。申し込みは6月10日までに滋賀県教委文化財保護課℡077(528)4674へ。
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