アフリカのニジェール共和国で2年間、青年海外協力隊を務めて今月6日に市役所で帰国報告をした小森つぐみさん(33)=彦根市高宮町=に、彦根工業高校放送部の生徒たちが28日、インタビュー=写真。ニジェールという国や現地での活動内容を聞いた。この模様はエフエムひこねで9月ごろに放送される予定。
小森さんは県内の会社を休職して同隊に入り、平成20年6月にニジェールに渡った。首都・ニアメから東へ約750㌔㍍離れたアギエ県の農業局の一員として、▽小学校や村でのかまど作り▽雨期トマトの栽培▽植林活動―などの指導役を務めた。
小森さんに質問をした彦工放送部の生徒は、いずれも2年生の柏原大輝君、桑野圭剛君、八木良介君、1年生の樋口達也君。4人は、ニジェールの主な産業や治安状況、活動した際の現地の人々の反応などを質問。
小森さんは「ニジェールは資源がない貧しい国で、人々の多くは農業に従事している」「イスラム国家のため、泥棒や女性への暴行などは戒律で規制されており、治安はいい」「現地の人は喜んでくれたが、始めのころはうまく説明できず、衝突することもあった」などと説明した。
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