障害福祉事業所やデイサービスに通いながら芸術活動をしている吉田修三さん(53)=多賀町=から、陶芸作品の寄付の申し出があり、12日に多賀町役場で贈呈式があった。作品は彦愛犬1市4町に1点ずつ贈られ、各市町の庁舎などに展示される。
吉田さんは、11歳の時に入所した旧石部町の児童福祉施設での粘土工作をきっかけに芸術活動に入った。現在は平日を多賀の杉の子第2作業所で過ごし、週末になると豊郷のデイサービス・ステップあっプ21で陶芸や絵画、粘土作品などの制作活動をしている。
吉田さんは、自分の作品を多くの人に見てもらおうと、陶芸作品を各市町分の計5点寄贈することにした。贈呈式には吉田さんや久保久良・多賀町長、各市町担当課職員らが出席。吉田さんから町長らに1点ずつ手渡された。
彦根市では庁舎1階に9月17日まで展示した後、市障害者福祉センターで常設展示し、12月は市立図書館でも。犬上3町と愛荘町でも庁舎などに置かれる。
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