彦根市立城西小学校の6年生が10日、井伊直弼の一期一会の精神を学ぶため、彦根城博物館・御座之御間で茶道を体験した。
今年で3年目の授業で、6年生50人と講師として表千家流の外海和子さんら9人が参加。児童たちは10月25、26日に作陶を、11月11日に絵付けを体験し、この日は子どもたち自作の陶器に茶が入れられた。
児童たちは座敷に正座をし、外海さんから一期一会の意味や菓子の食べ方、茶碗の扱い方を習った後、実際に出された菓子と茶を順番に口にした。児童の稲林魁君(11)は「茶は初めて飲んだ。直弼公の一期一会の考えも少し理解できた」と話していた。
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