2010年12月11日土曜日

「『男らしさ』『女らしさ』全否定の懸念」八木嘉之議員(新政ひこね)が指摘

 彦根市が策定を計画している「男女共同参画ひこねかがやきプランⅡ」に対しては、市議会一般質問でも取り上げられ、会派・新政ひこねの八木嘉之議員が「ジェンダーという言葉が多く記されているが、どのような意図からか」などと疑問を投げかけた。
 これに対して市は、平成19年策定の改定版ですでにジェンダーを記載しているとしたうえで「ジェンダーが社会的につくられたものだということを意識し男女共同参画を推進していく考えに変わりはない」「意識的に多用していない」と答えた。
 また八木議員の「ジェンダーが正しく理解されないまま、『男らしさ』や『女らしさ』までもが全否定される懸念がある。教育現場でジェンダーは正しく理解されているのか」と質問。
 市は「教育現場では『女だから』、『男だから』ではなく、人として持つべき特質を大切にしようとする気持ちを育てている。教職員にも男女が対等なパートナーとして尊重し合うことができるように研修を深めている」と述べた。

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