滋賀2区選出の田島一成衆院議員(民主党)の新春の集いが23日、彦根ビューホテルであり、来賓として出席した前原誠司外務大臣があいさつし、実現性が困難な同党のマニフェストについて見直すべきだとの考えを示した=写真。
前原大臣は、政権交代で根本的な部分が確実に変わったと強調したうえで「前の政権はバラマキで公共事業をやり、多くの借金を残した」「産業の育成を怠ったために地域も疲弊している」と、自民党の政治手法を批判。
自民党政権が重要拠点に指定した漁港が発展していないことや、地方空港の多くが当初の需要予測を下回っていることをあげ「数十年の垢(あか)を1年5カ月で落とすことはできない」と、理解を求めた。
民主党のマニフェストに対しては「反省し、より現実的に見直すべきだ」と実行が困難との見方を示した。
田島議員は、彦根市議に初当選した28歳の時から20年が経過しているとしたうえで「何のために政治の世界に踏み込んだのか」「原点は現場。現場主義を唱えて歩んでいける1年にしたい」と語った。
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