福島第1原発の事故を受けて、彦根市松原町の米国ミシガン州立大学連合日本センターの留学生44人が帰国することが、21日わかった。
米国政府は原発から半径80㌔圏内に滞在する自国民に帰国勧告を出しており、米国内でも連日、原発の報道が繰り返されている。ミシガン州立の各大学にも彦根に留学する学生の一部の保護者から帰国を求める要請があった。留学生は昨年9月からと今年1月から訪れており、残り1カ月の滞在期間があったが、同センターは本部の指示に従い、25日までに順次、帰国させることにした。
原発からの放射能漏れは彦根には影響していないが、同センターによると「テレビなどは日本語の放送だけで、不安がっていた学生もいた。東日本に出かける学生もおり、安全を第一に考えた」としている。
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