彦根市と滋賀県立大学は、地域振興や教育などの分野で連携を深めるため、協定を締結することにし、24日に市役所で調印式を開いた。市は滋賀大とも協定を結んでいるが、県大の自治体の単独締結は初。
市と県大は、彦愛犬の古民家など地域資源の活用、学生の実習のための受け入れ、彦根城世界遺産登録推進委員会委員への就任、伝統的建造物群保存地区の調査など、さまざまな分野で相互連携している。
両者は、平成23年度から新たな彦根市総合計画が策定されるのに合わせて、協定締結でこれまでの取り組みをさらに充実させていく。調印式で獅山市長は「今回の締結を機に今後も市政のために一層の協力をお願いします」とあいさつ。県立大の曽我直弘学長は「市民のためになるよう、今後も連携を進めたい」と述べた。
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