出展場所は、ファッションの街ミラノで恒例のインテリア見本市「ミラノサローネ」の隣接会場で、近年は見本市自体よりも賑わうという。
同社では、漆塗りした木製のマグカップ、コーヒードリッパー、トレイなど39種類の試作品を、昨年10月に東京で開かれた見本市に出展。その時に、イタリア人デザイナーの目に留まり、ミラノ出展の依頼を受けた。
試作品作りは、地元の漆塗り職人・中嶋誠作さん(54)、石川県の木工会社、東京のデザイナーらと協働。仏壇に使わないピンクやオレンジ、緑などの色の調合や、塗り面積などに試行錯誤を重ねた。
井上昌一社長(43)は「手探りながらも、デザイン重視で試作品を作り、見本市に出してはニーズや評判と照らし合わせて改良を加えています」とミラノでの反応を楽しみにしている。
東京ビッグサイトで6月1日から3日間開かれる「インテリアライフスタイル東京」での発売を目指している。
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