彦根市議選(定数24)は、いよいよあす投票日を迎える。出馬しているのは、現職18、新人6、元職1の25人。
投票率は、市町合併の賛否で争われた前々回が59・16%だったが、争点がなかった前回が52・21%と落ち込み、今回も前回並みからそれ以下になるとみられる。有権者数は前回比1764人増の8万7610人(今月16日時点)。
前回当選者のうち最下位の票数は1087票で、今回は候補者数も少ないため、各候補は1300票以上の確保に努めている。
期日前投票は23日まで市役所1階と稲枝支所で。午前8時半~午後8時(稲枝は同5時)。
本紙ホームページで開票速報
エフエムひこねも放送
滋賀彦根新聞は開票速報を弊紙ホームページ上で随時アップする。
開票時間は午後9時~。開票状況の公表は10時、10時半、以降20分ごととなり、市選管では確定時間は午前0時ごろを予想している。
なおエフエムひこねも午後9時から午前0時まで、開票状況を放送する。
市政課題山積み、投票を
盛り上がりに欠ける選挙で、有権者の関心も低いが、市立病院の産科などの医師不足問題、荒神山地域や稲枝駅周辺の中南部の振興策、宿泊客増につながる新たな観光施策、ひっ迫している市の財政再建策、世界遺産登録につながるまちづくり策、議会改革の推進、中学校給食など、市政課題は山積みだ。
市議選の場合、なかなか各候補の考えを知る機会は少ないが、全戸配付され、投票所にも置いてある「選挙公報」が最も参考になるのではないか。各候補が重視している政策や特性が出ており、前記の市政課題の一つでも関心がある有権者は、選挙公報を見た上で、是非、投票行動につなげていただきたい。 (山田)
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