彦根市城西学区体育振興会は、市が重点的に支援している被災地の福島県富岡町の子どもたちに野球道具を届けることにし、副会長の谷口典隆さん(44)が5日、現地を訪問した。
同町は福島原発から半径10㌔㍍以内に位置しており、町内には富岡第一・第二の2つの小学校がある。野球少年の多くは、道具を家に置いたまま避難しており、7月の「福島民報杯児童野球大会」に向けて野球をしたくてもできない状況だという。
同振興会では、栗田スポーツ(中央町)に協力を依頼。バット5本、軟式ボール3ダース、グローブ22個など、2チーム分の野球用具の支援を受けた。
谷口さんらは、郡山市のビッグパレットふくしまを訪れ、同町の庄野富士男教育長に現物と目録を手渡した=写真。庄野教育長は「運動不足の子どもたちにとっては何よりの贈り物になります」と礼を言っていた。
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