彦根市立城陽小学校で30日、元狂言師の藤田隆行さん(48)を招いた狂言教室が開かれた。日本文化の狂言をプロの実演を見て学ぼうと開かれ、6年生42人が体験した。
藤田さんは、能が悲しい劇で武士が演じていた一方で、狂言はえらそうにしている人をやっつけるために町民らが演じた楽しい劇だったことなどを教えた後、すり足や声の出し方を実演を交えて指導。
児童たちも藤田さんの演技を見ながら、実際にすり足をしたり、声を出したりして狂言の基礎を学んでいた。
教室の最後には児童たちから「狂言を始めたのはいつからか」、「狂言をしていて楽しい時は」などの質問も出ていた。
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