東日本大震災の被災地の人たちに「思い」を届けようと、彦根市立金城小学校の児童たちが激励や願いを込めた寄せ書きを製作。1日に児童の代表たちが模造紙(高さ約1・3㍍×横約1㍍)2枚に貼り付けた。近く、宮城県南三陸町の志津川小学校へ送る。
金城小の5、6年生26人によるボランティア委員会が、自分たちでできることを話し合い、寄せ書きを送ることを企画。宮城県で支援活動をしている彦根市社協に相談したところ、志津川小学校の紹介を受けた。
金城小は全学年で26クラス。委員会のメンバーは各クラスに1~3枚の計約60枚の小さな紙を配布。児童たちは被災地への思いを絵や文章で書き、委員会の児童たちが収集して、模造紙に貼り付けた。
寄せ書きの中には「節電や節水をがんばっています。早く元通りになることを願っています」、「今は大変だけど、早く復興してくれることを願っています」などのメッセージが書かれていた。
委員長で6年生の清水湖舶(こはく)さん(12)は「被災した東北の皆さんを励ましたいと思って作りました。少しでも私たちの思いが伝われば」と話していた。
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