彦根りんごの芹川農園(中薮町)で11日、収穫祭があり、子どもたちが彦根りんごの収穫を楽しんだ。
彦根りんごを復活する会などが平成18年11月に市有地約1900平方㍍を借り受けて農園を整備。「平成」、「文化」、「芹川」の3種の彦根りんごの苗木を植え、育ててきた。同20年に初めて実をつけて以降、毎年夏に地域の子どもを集めて収穫している。
今年は果実は少なかったものの、平成6本、文化3本の木にゴルフボール大ほどの実をつけた。収穫には彦根乳児保育所(中薮2)の園児や金城・平田・城西・佐和山の小学生、ほかの学区の子どもたち計約200人が参加。りんごを見つけては「ちっちゃい」「かわいい」などと言いながら、収穫しかごに入れていた。
収穫されたりんごは約500個で、1人3個ずつ提供された。収穫後は、隣の公園で流しそうめんと大道芸も行われ、園内は子どもたちの歓声で賑わっていた。
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