滋賀県立大学(彦根市八坂町)人間文化学部の梶岡勇輝さん(24)=4回生=が、「近江鉄道の秘密」をまとめたポスターを製作。8、9日に彦根駅構内で行われたがちゃこん祭りで展示した。大阪出身の梶岡さんは県大へ入学した時に近江鉄道を初めて知り、「こんなすばらしい電車をもっと県外にアピールできれば」との思いを持ち続け、卒業制作の機会を使ってポスター作りを企画。今夏から写真撮影や同社への取材を重ね、「車体のかどが切り落とされている理由」や「なぜ、がちゃこんと呼ぶのか」、「大正時代からある駅とは」など、テーマごとに12枚のポスターを約2カ月かけて作った。A2判のカラーで、車内につられた展示会場では来場者が興味深そうに見学していた=写真。梶岡さんは「知らない人が近江鉄道に乗りにきたくなるようなポスターを作った」と話していた。今後はポスターのイラストを使ったグッズ作りも予定しているという。
近江鉄道彦根駅構内で8、9日、近江鉄道がちゃこん祭りが行われ、子ども連れの家族で賑わっていた。
ミニSLや線路上を走る軌道自転車の試乗、洗車車両への乗車体験、岩手・三陸鉄道支援グッズ販売、電気機関車の開放などが行われ、子どもたちが楽しんでいた。
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