東日本大震災で被災した宮城県南三陸町田の浦地区の女性たちがホタテの貝殻を使って作ったキャンドル「ほたてあかり」=写真=の販売を、企画した滋賀県立大学(彦根市八坂町)の学生グループが開始した。
県立大の学生ら15人で組織の「田の浦ファンクラブ滋賀サポートチーム」では、津波で船を流されたり、仕事を無くした田の浦の女性たちの収入源にしてもらおうと、地元のホタテの貝殻を使ってのキャンドル作りを提案。ロウは、県大生が滋賀県内の2カ所の寺院から譲り受けた和ろうそくの残りもので、貝殻に乗せたアルミカップにロウを流し込んで固めて仕上げる。
売上金は、原材料費など(1個95円)を除いた額を製作に携わった女性たちと田の浦の復興費に半分ずつまわす。
同グループで県立大学人間文化学研究科の山形蓮さん(25)は「震災への意識が薄れていかないよう、ロウソクがともっている間は被災地の事を思ってほしい」と話している。
個数、氏名、住所、電話番号、受け渡し方法(県大で手渡しか宅配か)、入金方法を記入しファクス0749(28)8621かメール(shop@e-tanoura.com)へ。
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