滋賀県立大学(彦根市八坂町)の学生グループ「七曲りでいっちょやったるか!」(通称・ななちょ!)が、彦根仏壇街の七曲り通りを紹介した地図「ななマップ!」を作っており、近く完成させる。
同グループは彦根仏壇街を盛り上げる企画をしようと平成21年6月に設立。以降、彦根仏壇や七曲り通りについての研究を進め、同22年には七曲りを紹介した紙芝居を製作した。
マップ作りは県大の地域貢献プロジェクト「近江楽座」の一環で、同グループの2回生と4回生の6人が昨年2月から七曲りを歩いて取材を進め、昨年11月末に七曲りで開かれたイベントでサンプル判を配布した。
マップでは仏壇七職を解説しているほか、江戸期の建物・旧村岸家、日本最大とされる木造の地蔵(彦根大仏)がある済福寺、コミュニティハウス・三軒茶屋などを、イラスト入りで紹介している。A4判の四つ折り。
代表の村田悠喜さん(20)は「七曲り通りをより多くの人に知ってもらいたいという思いを込めて作った」と話している。彦根仏壇事業協同組合の確認を経て印刷に入り、完成後は市内各所で無料で配布する。問い合わせはNPO法人Linksの柴田雅美さん☎090(2061)5135。
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