2012年1月13日金曜日

滋賀県第2選挙区 次期衆院選の自民公認候補 上野賢一郎と川島隆二から選考へ

 次の衆院選に向けて、彦根市や長浜市など滋賀県第2選挙区から、元衆院議員の上野賢一郎氏(46)と長浜選出の県議・川島隆二氏(40)が、自民党公認での出馬に意欲を示していることが同党関係者への取材でわかった。
 衆議院の任期は来年8月29日だが、野田首相は消費増税の是非などで解散総選挙を否定しておらず、自民党など野党も総選挙を求め審議拒否の姿勢のため、今年中に行われる可能性がある。
 自民党滋賀県連は昨年12月15日から、県内4選挙区のうち1~3区で、事実上の衆院選の候補になる支部長を公募。2区では上野氏と川島氏が推薦人を集めており、この2人以外の動きは今月10日時点で見られない。
 滋賀彦根新聞の取材に、上野氏は「熟慮中だ」と言葉を濁しながらも「推薦人の確保のめどはついた」としている。
 川島氏は「いまの日本の状況に危機感をもっている」と話し、応募することを断言した。
 彦根支部では、支部長の中村善一郎元県議が上野氏の推薦人に入ったが、「上野氏が元々は大津など1区で出馬をしていたこと」や「彦根などで川島氏の知名度がないこと」から、同支部内でも意見が分かれており、2区全体としての動きは低調。
 公募は今月16日(大津など1区は31日)までで、県連会長で2区の支部長代理も務める辻村克県議(米原選出)は今後、県連内で選考委員会を立ち上げて、3月までに支部長を決めたい考えを示している。
 2区ではほかに民主党から現職の田島一成衆院議員(49)が準備を進めている。

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