彦根市内の母親らで組織の団体「ぴゅあくらぶ・みつば」のメンバーが24日午後、市内3カ所で放射能を測定した。
午前中の勉強会では、東日本大震災前から脱原発の活動をしている「グループたんぽぽのたね」の代表世話人・森井壽廣さん(59)=大津市=を講師に招いて、放射能の怖さや食べ物への影響などを学んだ。
午後には母親数人と森井さんらが、子どもたちが過ごす場所などの安全性を把握するため、子どもセンター、城南小学校、市役所前を訪れ、森井さんが持参した放射線測定器・シンチレーションカウンターを使って測定。
そのうち城南小では雪が降る中、母親たちが入り口前、運動場、草地、雨どいの地上1㍍で数値を測っていた。いずれの場所も国が定める基準値を下回り、県内のほかの市町よりも低い数値だったが、森井さんは「検出された放射能は自然発生的ではなく、福島原発の影響があると思う」と主張していた。
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