2012年3月23日金曜日

アイセック滋賀大学委員会 インターンシップの全国コンテストで最優秀

 国際社会で活躍する人材の育成を目指している世界最大の学生組織・アイセック(AIESEC)に所属するアイセック滋賀大学委員会(本部・彦根市馬場1)が、今年度の海外インターンシップで最も貢献した国内の取り組みを決めるコンテスト「グローバル・インターンシップ・オブ・ザ・イヤー」で最優秀賞を受賞した。
 アイセックは日本を含め110の国・地域の大学2100校以上で委員会を組織。国内ではNPO法人アイセック・ジャパンに24の委員会・約1600人の学生が加盟し、海外の学生を受け入れる国内の企業・団体との仲介(受け入れ部門)と、日本の学生の海外企業・団体への派遣(送り出し部門)のサポートをしている。
 同コンテストはアイセック・ジャパンが毎年1回開催し、所属する国内の委員会のインターンシップ事業担当者が1年間の実績を発表する。滋賀大学委員会は受け入れ部門で応募し、ポーランドから男子学生を受け入れたポンプ製造業・アクアシステム(彦根市須越町)の事例を紹介した。
 2月25日に大阪中央公会堂(大阪市)で開かれた西日本大会では参加した25団体の中で優勝。今月10日に政策研究大学院大学(東京都港区)であった全国大会でも一次、二次と勝ち、3団体が挑んだ決勝も制した。
 発表はプレゼンテーション形式で行われ、滋賀大学委員会は「未来につながらインターンシップ」をテーマにPRした。当日発表した代表の古林成一郎さん(23)=3年生=は「企業、インターンシップ生、アイセックとで作ったものが実を結び本当にうれしい。これに満足せず、今後もがんばっていきたい」と喜びの声をあげていた。

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