2012年6月30日土曜日

龍潭寺の庭園の沙羅・シャラ見ごろ

 彦根市古沢町の龍潭寺の庭園に咲いている沙羅(シャラ)が見ごろを迎えた。
 同寺は慶長5年(1600)、井伊直政が佐和山城主になったのを機に現在の地に移築された。シャラは当時、住職だった昊天(こうてん)禅師がインドから取り寄せた幼木を庭園に植えたのが始まりとされる。1日のみ咲いて、その日のうちに散ってしまう。
 同寺には樹齢約50年~約400年のシャラの木が計5本あり、いずれの木も白色のかわいい花を咲かせている。
 今年は湿度や気温が低いため、例年より半月ほど開花が遅く、7月上旬ごろまで見ごろだという。入山料は中学生以上400円、小学生以下150円。

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