チャップリンは約30年前にジャズ喫茶としてオープン。著名な音楽家を招いて定期的にジャズライブが開かれるなど、昭和63年ごろに閉店するまでの10年間ほどの経営だったが、ジャズを愛する当時の若者たちが集う場所だった。
チャップリンのマスターだった吉田茂さんが昨年6月に亡くなったことをしのび、市民有志らが「追悼を込めて一晩だけでも復活させたい」との思いからジャズライブを企画。当日はギタリスト・山木幸三郎さん、サックス・森田眞人さん、ピアニスト・池田公生さんを招いてライブが行われ、収容のキャパを大幅に超える来場客で大いに賑わっていた。
実行委代表のヒライ・シンさんは「予想以上の来場があり、本当にいい夜だった。来ていただいた皆さんもチャップリンに対するそれぞれの思いがあったのでは。感無量です」と話していた。
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