県湖東土木事務所の河川砂防課によると、彦根港周辺の県有地約4万1000平方㍍のうち、彦根港から北東部の敷地約1万7000平方㍍分を防災拠点施設にする。防災対策の施設としては県内で唯一。
施設内には、地震などの災害で県内各地に被害が出た時の対策として、県外からの緊急物資の受け入れ・仕分け・保管場所となるストックヤード(約2500平方㍍)、物資や復旧資材の輸送・救援要員の移動を目的にしたヘリポート(約4000平方㍍)、輸送車両用の駐車場(約4200平方㍍)、自衛隊による救護・復旧のための用地(約1000平方㍍)、災害対策本部やボランティアの待機場所スペース(約2000平方㍍)、物資の保管・備蓄施設用地(約1200平方㍍)―などが整備される。
平成25年度に着工され、3年以内に完成予定。彦根市は防災拠点としてのほか、船の不法係留や防犯上の対策にも効果があるとしている。
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