2013年6月27日木曜日

彦根での映画ロケ推進で フィルムコミッション室設置へ

 彦根市内での映画やドラマ、CMのロケ地化を進めるため、市は観光振興課内に専門組織のフィルムコミッション室を10月にも設置する。一般質問で上杉正敏議員と辻真理子議員の質問に答えた。
 市内では市民有志による「彦根を映画で盛り上げる会」のメンバーらの活躍で、彦根城内のほか、旧城下町や商店街で映画などのロケが行われる機会が増えている。
 同会は撮影時のボランティアスタッフやエキストラの取りまとめ、撮影スタッフへの食事の手配、炊き出しや宿泊のあっせんなどをしており、映画制作会社や仲介役の滋賀ロケーションオフィス(大津市)からの信頼も厚い。
 映画制作会社がロケをする場合、これまでは同オフィスなどから彦根城や市の担当課に申請や報告があったが、市は窓口を一本化してよりスムーズにロケを進めもらおうと、フィルムコミッション室を設置。「市民団体との連携やネットワークを密にして撮影の誘致や支援に取り組みたい」としている。

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