カナダを訪問するのは、辻橋正一さん(66)、松田秀昭さん(68)=いずれも中薮町、中村憲一さん(66)=野田山町=と、元狂言師・柳本勝海さん(43)=京都市、元ひこね国際交流会VOICE代表の小澤祥子さん(67)=岩手県奥州市。
そのうち市内の男性3人は狂言歴4~6年で、市内の狂言同好会に所属。昨年1月にはほかのメンバーと共にパリを訪れ、計11番を演じた。小澤さんの知り合いの紹介で渡加が決まり、柳本さんの指導を受けながら、7月から中薮町のみどり会館で練習している。
10月1日に出国した後、2日~4日にモントリオール市内の高校2校と公共施設で狂言を披露し、大学では狂言の紹介とワークショップなども行う。8日に帰国する。
演目は主人の留守の間に使用人の2人が酒を飲みふける「棒縛(ぼうしばり)」と、盗人と主人とのやり取りの「盆山(ぼんさん)」。
3人は「まだまだ未熟ですが、600年も続く伝統芸能に触れてもらい、大いに笑ってもらえたらうれしい」と話している。
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