宇三郎さんは旧・県立彦根高等女学校や彦根市立南中学校などで教員・校長を歴任。彦根写真連盟会長なども務め、昭和62年には彦根市文化功績者に選ばれている。
多賀での展示会では宇三郎さんが撮影した昭和20年代~同50年代の彦根や米原、長浜、近江八幡などの風景や祭り、子どもたちなどを撮った計約200点の写真を8部門に分けて紹介。そのうち彦根のコーナーでは、当時の彦根駅やゑびす講、修理前の彦根城天守、松原の回転橋、松原水泳場近くの遊具などの写真がある。また一部の作品の隣には洋さんが撮影した平成時代の写真も展示し、昭和から平成へのまちの様子の変化がわかるようにもなっている。
20日に開かれる座談会のテーマは「今昔写真が語る多賀・彦根の暮らしと環境」。知事が講演した後、知事と洋さん、県立琵琶湖博物館の金尾滋史学芸員が話す。入場無料。問い合わせは多賀町立博物館☎(48)2077。
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