2014年12月11日木曜日

「選挙に関心もつまちに」西中生が本物の投票箱で選挙体験

 実際の投票箱を使って選挙を体験する授業が5日、彦根市立西中学校であった。
 彦根市の投票率が最近の選挙で県下最低レベルにあるため、衆院選に合わせて子どもたちに投票することの重要性を教えようと、公民の授業を使って3年生103人に選挙を体験させた。
 まず11月末の授業では、各クラス6班に分かれ、班ごとに政党名と政策3つずつを発表させて、市選管から借りた投票箱と投票記載台を使って体験させた。
 5日には生徒会の会長1人と副会長2人を選ぶ選挙が行われ、体育館で立候補した会長候補1人・副会長候補4人と応援者の演説があり、その後、各教室に戻って3年生のみが、投票用紙に記名して本物の投票箱に1票を投じていた。
 前生徒会長で3年生の角田叶(とわ)君(14)は「将来の実際の選挙で彦根の投票率が良くなるよう、こういう選挙体験をほかの中学校でもしてもらい、選挙に関心を持つまちになってほしい」と話していた。

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