2015年1月20日火曜日

清水健一郎さん滋賀クレド勉強会設立、バスティアン・クントラーリで

 彦根市錦町でフレンチレストラン「バスティアン・クントラーリ」を経営する清水健一郎さん(38)が、小規模店舗や零細企業の経営者や役員を対象にした教室「滋賀クレド勉強会」を設立。今月22日午後7時〜同店で最初の勉強会を行う。
 清水さんは米原市出身で多賀町在住。平成9年に外資系ホテルのリッツ・カールトン大阪に入社し、レストランで接客業をしてきた。その後、県内のホテルや彦根市内の飲食店で勤め、平成17年10月、錦町に同店をオープンさせた。平成25年6月には著書「社会人として大切なことはすべてリッツ・カールトンで学んだ」(彩図社)を発刊。本では、会社経営における「クレド」(信条)の重要性を説きながら、「接客する際や社会人としての大切な心構え」を紹介している。
 企業・店舗から従業員、取引先、地域社会まで全体を元気にしようと勉強会を立ち上げることにし、昨年末には彦根商工会議所でプレの勉強会を開催。「人材が育たない」「良いことを考えても社員に浸透しない」などの悩みを持つ経営者や役員に受講してほしいという。清水さんは「クレドを掲げることで、バラバラだった組織が一つになって、目標に向かって動き出すことができるはずです」と受講を呼びかけている。毎月1回ペースで開く予定。22日は料理とドリンク付きで5000円。問い合わせは午後4時以降に同店☎(24)2881。

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