2015年12月1日火曜日

子どもに起業から精算まで商売学ばせるジュニアエコノミーカレッジ、ゑびす講で販売

 彦根商工会議所青年部が子どもたちに商売を体験させる「ジュニアエコノミーカレッジ」の最後の講習が22日、ゑびす講が行われていた中央町商店街であり、子どもたちが飲食品などを販売した。
 商売の面白さや厳しさを学んでもらおうと企画し、3回目の今年は市内の小学4年生から6年生までの29人が参加。一人2000円を出資し、4~6人ずつで6つの会社を設立して、商品企画、仕入れ、販売、精算を体験した。9月5、6日に一泊二日でセミナーを受講した後、今月8日の直前セミナーを経て、22日に実際に販売した。
 この日はグループごとにブースを設け、午前9時~タコせんべいやフランクフルト、ジャガバター、アクセサリーなどを販売。午後3時ごろには全ブースの商品がほぼ完売した。
 4人で「スマイルバード」という会社を設立しホットケーキやミサンガなどを販売した「社長」の小笹叶愛さん(11)=城西小6年=は「仕入れの仕方など難しかったけれど、販売は楽しかった。将来、社会に出た時に生かしていければいいと思う」と話していた。

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