高齢化や経済格差、核家族化など社会情勢の変化で、各分野の専門家たちが相談に応じる内容が複雑化しているため、対応策や連携の仕方を探ろうと彦根市社協が平成26年度から交流会を実施。
今年は龍谷大学社会学部の山田容准教授を講師に迎えて、市内外の24団体から48人が参加。参加者は7グループに分かれて、借金や就労、障害などの問題を抱えた家庭を事例に、その家庭に対する疑問やニーズの意見を出し合って、対応策を導き出していた=写真。話し合いの合間に、山田准教授は「なぜそういう状況になったのかの原因を特定するのではなく、改善のための情報を整理するのが大切」「支援する相手が大事にしたいこと、傷つけられたくないことを把握する必要がある」などとアドバイスしていた。
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