来年4月にデータサイエンス(DS)学部を新設する滋大と、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定されている彦根東、虎姫の両校が、教育や研究分野で交流と連携を深めていくことを目的に、彦根東高が経済学部とDS学部、虎姫高がDS学部と協定を締結。
滋大と彦根東高は、滋大の両学部の教員が文系、理系のさまざまな課題や研究方法を紹介し、生徒たちの探究活動を支援するプログラムを今年度からすでに進めている。虎姫高では理系の2年生の科目でDSをテーマにした学習プログラムを開発し、滋大のDS学部の教員が授業カリキュラムの設定やデータ解析の指導法への助言などの協力を予定している。
協定の締結式で位田隆一学長は「滋賀大としては優秀な生徒の入学を期待している。スティーブ・ジョブズやビル・ゲイツなど世界をリードできる経済人、データサイエンティストを輩出していきたい」とあいさつ。
彦根東高の青木靖夫校長は「統計学の専門的な指導をお願いし、(グループワークなど主体的に課題を解決する力を養う)アクティブラーニングの充実に向けた連携を期待したい」、虎姫高の藤居毅校長は「アクティブラーニングの取り組みを発展させるためのお力添えを頂きたい」と述べた。
0 件のコメント:
コメントを投稿