2017年2月24日金曜日

フジノ食品がカンボジアに建設した小学校の子どもたちの絵画などを市立旭森小学校に寄贈

 彦根市東沼波町のフジノ食品は17日、カンボジアに建設した小学校の子どもたちの絵画などを市立旭森小学校に寄贈した。
 同社は創業40周年記念として教育の機会を失ったアジアの子どもたちを支援するため、平成23年9月にカンボジアのトムノッププロロックトゥマイ小学校を建て替え、藤野グループの創業者・藤野重蔵の「藤」と「重」から「とうじゅ学校」と命名。以降、2年に1回のペースで社員を現地に派遣して、交流事業を行っている。
 4回目となった今年は社員8人が1月27日から2月1日まで訪問し、校舎の補修や日本の遊びなどで小学生たちと交流した。現地には旭森小の児童たちが昨年夏休み以降に描いたひこにゃんや琵琶湖などの絵と習字計86枚を持参。カンボジアの児童たちにも絵を描いてもらい、サルや現地の伝統音楽などの絵計83枚を日本に持ち帰ってきた。
 贈呈式では派遣団長の磯谷隆治さん(57)らから旭森小の塚口博校長にカンボジアの子どもたちの絵と交流の様子の写真パネルが贈られ、磯谷さんは「初めての訪問だったが、カンボジアの子どもたちは元気でにこやかな子ばかりだった。支援ができて良かった」と話していた。旭森小では職員室前の廊下などに展示するという。

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