2018年7月21日土曜日

近藤寛さん作ったミニのヒョウタン形の木工細工と実物のヒョウタン作品展、高宮駅コミュニティセンターで

 彦根市八坂町の近藤寛さん(82)が作った長さ1、2㌢のヒョウタン形の木工細工と、実物のヒョウタンを加工した作品展「ヒョウタン三昧(ざんまい)」が高宮駅コミュニティセンターで開かれている。
 近藤さんはコカコーラで勤務していた時から技術者としてさまざまな企画を提案していたといい、定年退職後にはシナノキを使い、一刀彫りでリング付きのヒョウタン作りに挑戦。専用の機械も手作りするほどになり、小さな木製のヒョウタンを組み合わせたネックレスや数珠(じゅず)なども作ってきた。今年の県シルバー作品展では彫刻部門で中日新聞社賞を受賞した。
 滋賀愛瓢会にも入っていて、自宅で育てたリング付きのヒョウタンやラメ加工の作品などを作ってきた。高宮駅ではヒョウタン形の木工細工約5000点とヒョウタンの作品約100点を展示。近江鉄道にちなんだ作品や、光輝くヒョウタンも並んでいる。近藤さんは「ほかの人が思いつかない、できそうにない作品を作ってきた。多くの人に見てほしい」と話している。8月18日までの午前10時~午後5時半。

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