2018年7月24日火曜日

Gelateria Azzurroで滋賀の特産品や彦根梨を使ったジェラートの試食会、世界ジェラート大使の柴野大造さんもPR

 世界ジェラート大使の柴野大造さん(43)考案のレシピで作られた製品を販売する「Gelateria Azzurro」(彦根市銀座町)で18日、近江米のみずかがみなど滋賀の特産品や彦根梨を使ったジェラートの試食会があり、三日月大造知事や柴野さんらが参加した。
 柴野さんは昨年秋にイタリアで開かれたコンテストで世界チャンピオンに輝き、世界ジェラート大使も務めている。株式会社アズーロ代表取締役の青池貴司さん(42)=日夏町=が昨年、柴野さんの味に魅了され、滋賀の特産品の国内外へのPRと、幼少期から訪れていた銀座街の再興を目指して今年4月に同店をオープン。
 以降、1日数百人ペース、これまでに約2万5000人が訪れる人気店になっている。試食会には三日月知事、大久保貴市長、柴野さん、青池さんが参加し、みずかがみや近江の茶、ふなずし味を試食した後、今年8月に販売する彦根梨のジェラートも味わった。
 彦根梨のジェラートについて柴野さんは、水を一切使わず、梨本来の水分のみで作っていると明かした上で「梨によって糖度や熟し具合に違いがあるため、その都度、違ったレシピで仕上げる必要があり、難しい」と説明した。
 三日月知事は「みずかがみ、茶、ふなずしは世界にPRできる食べ物であり、滋賀の誇り。彦根の振興の新たなアイテムにもなれば」と語り、大久保市長は「彦根梨が持つ甘みがきいており、おいしい」と話した。
 青池さんは「滋賀の特産品や彦根梨の味を世界へ発信したい。今後も県内各市の名産品を使ったジェラートを作っていきたい」と抱負を述べた。最後には、ひこにゃんや銀座のゑびすくん、みずかがみのみずかがみんと一緒に記念撮影も行われた。

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