災害時は断水などでトイレが使えなくなる場合があり、全国各地で下水道管につながるマンホールを使ってトイレにするための整備が進んでいる。
彦根市は下水道の整備状況や災害時の建物倒壊の危険性などを考え、避難所に指定されている小学校への整備を計画。今年度は災害時の避難者数が約1300人の佐和山小に直径約20㌢のマンホール15基を整備した。排せつ物を下水道の本管に流せるうえ、被災により本管が破損してもバキューム車で吸引できる「貯留型」を採用している。経費は便器やテントなど地上部分約483万円、下水道管など地下部分約961万円で、国が半額補助する。
市は来年度、平田小と城東小にもマンホールトイレ15基分の整備を行う予定。残りの14校への整備は未定。
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