簡単な工程で500円以内の安価な衝立を作って必要とする学校や自治会などに提供しようと、機械科の金沢孝明教諭(60)と3年生8人がアイデアを出し合い、6月23日に試作品を作り、改良を重ねて仕上げた。
生徒たちは金属加工、溶接、切断、組み立てなど工程別に分かれて製作。長さ2㍍10㌢の鋼材を曲げて枠組みを作り、土台部分に溶接してはめ込んだ後、透明のごみ袋をかぶせて完成させた。全体の大きさは縦73・5㌢×横60㌢×奥行き13㌢で、土台部分は鋼材のほか、竹のバージョンもそろえた。密の状態を断つという意味で「断みつくん」と命名。
50台製作。半分を県庁に納めることが決まっており、希望の学校などに寄贈していく。生徒の西川耀さん(18)=東近江市=は「飛まつ防止のための第一線で活躍してくれると期待している」と話していた。
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