2020年9月13日日曜日

平田町ボードゲームカフェ・ムッシュさいころ人気

 彦根市平田町に今年オープンしたボードゲームカフェ「ムッシュさいころ」が幅広い年齢層で人気を集めている。
 店主は中馬(ちゅうまん)誠さん(47)=東近江市。昨年8月末に11年間経営してきた豊郷町のコンビニエンスストアを閉店後、以前から興味があった京都市内のボードゲームカフェを訪れた際、「若者や女性の来店が予想以上に多く、ボードゲームが浸透している」と感じ、彦根市内へのボードゲームカフェの開店を決意。当初は今年3月末にオープンを予定していたが、新型コロナウイルスの影響で5月8日に延期した。
 開店当初は100種類ほどだったが、中馬さんがインターネットで関心を示したボードゲームを通信販売で買い集めて現在は約130種類に。国内は30種類ほどで、ほかはヨーロッパを中心に海外製の日本語版。
 カードを使って建設や軍事力の強化で街を作る「世界の七不思議」(セブンワンダーズ)や、日本庭園を造っていく「枯山水」などのほか、カロムも用意して一人が何回ですべてのコマを入れることができるかを競うチャレンジもしている。
 オープン以降、若者や女性、家族連れらの来店が多い。中馬さんは「ゲームもネット時代になり、人と人とが団らんしながら遊ぶことが少なくなっていると思う。多くの人たちが時間と場所を共有することができる店にしたい」と笑顔で語った。
 新型コロナウイルスの対策としてマスクの着用と手の消毒が必要。一人から複数までの来場可。ワンドリンクとポップコーンの小鉢付きで90分950円。延長可。開店日時は午前11時~午後9時半。木曜定休。ポップコーンも販売。問い合わせは同店☎(47)6540。

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