2021年12月14日火曜日

大学生が彦根市内の企業のSDGsまとめた冊子Hikone Work Academiy2021完成

 県内外の大学生が彦根市内の企業のSDGsの取り組みをまとめた冊子「Hikone Work Academiy2021」が完成した。
 彦根商工会議所青年部が、各企業のSDGsに関する取り組みのPRと、将来の第2の故郷としての関係人口創出を目的に企画。滋賀大学18人、聖泉大学3人、神戸流通科学大学1人が6月から10月まで参加した。
 学生たちはオリエンテーションや取材講座、県版SDGsボードゲームの体験会を経て、同青年部の23社に分かれて入り込み、各企業のSDGsの取り組みを取材。ライティング講座を経て、文章(記事)にまとめた。本紙の山田貴之記者も滋賀大学で取材と記事の書き方の計2回の講義を担当した。
 冊子では各企業の業務内容、独自の取り組みなどを学生たちが考えた見出しと写真入りで紹介しているほか、「2030年に向けた彦根への貢献」コーナーもある。デザインは滋賀県立大学の成瀬碧衣さんが担当した。
 冊子の中で、滋賀大学の片山みずほさんは「この冊子がたくさんの人の目に触れることで、自分にもできることがあるかもしれないと、より多くの人に思ってもらい、SDGsに関する活動が広がってほしい」とコメントしている。B5判、カラー35ページ。同青年部のホームページでも閲覧できる。

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