彦根市河原2丁目のエコスタイル自転車店の竹内洋行さん(37)らが、彦根仏壇の技法を採用して開発した自転車「彦根リキシャ」の出発式が、3月1日の開国フェスタの中で開かれた。3月中にも公道を走行するという。
彦根リキシャの座席部分は、高さ約2㍍、幅約1・2㍍で、屋根を除いてほとんどが木製。手すりには彦根仏壇で用いられる漆塗りを施し、サイドにはよしずを垂らし、席には畳を敷いている。大人2人と子ども1人が座れ、前につながれた自転車で引く形。「リキシャ」は、インドやネパールで走っている「サイキルリキシャ」に由来。
竹内さんが「彦根産の製品を取り入れた独自の自転車を作ろう」と思い、県立大学人間文化学部の印南比呂志教授らに相談。県大生や彦根仏壇の職人、建築業者らが加わり「開発プレジェクト」を立ち上げ、昨年3月から制作してきた。昨年11月に長浜ドームで開かれた環境メッセで初披露された。 今後は市や彦根署と協議した上で、3月中の運行を予定している。ドライバーも募集中。問い合わせは竹内さん℡090(3261)5803へ。
0 件のコメント:
コメントを投稿