彦根市立城西小学校の6年生がこのほど、彦根城博物館で狂言の演舞を披露した。
城西小では国語の授業で「狂言」を学習しており、今年は彦根伊呂波会(代表・小澤祥子さん)の会員5人を講師に招いて、1月から学習してきた。彦根城博物館での発表は初の試み。
発表会には6年1組、2組の21人ずつが参加し、保護者と5年生が見守る中、これまでの練習の成果を披露。1組は女や姑にこき使われる男をテーマにした「濯(すす)ぎ川」、2組は出家を目指す元料理人と料理人を目標とする元出家の物語「惣八」を、それぞれ演じ、こっけいな内容に観客からは笑の声があがっていた。児童の坂口暁子さん(12)は「緊張したけれど、うまく演じることができた。昔からあった狂言について色々と勉強でき良かった」と話していた。
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