衆議院が21日に解散したことを受け、政府は総選挙の日程を8月18日公示・30日投開票で正式に決定。国民は自公政権の継続を支持するのか、政権交代を求めるのか―注目の選挙は40日間の決戦へ入った。彦根市や長浜市などの県第2選挙区でも各陣営がすでに実質的な選挙活動を始めている(以下敬称略)。
県第2選挙区の立候補予定者は、自民党の藤井勇治(59)、民主党の田島一成(46)、幸福実現党の池田信隆(49)。4年前の衆院選では、藤井が郵政民営化法案の反対候補への「刺客」として立候補。保守分裂により共倒れしたが、近畿比例区で復活当選した。田島は世論が「小泉改革」を支持した逆風の中、再選を果たしていた。
藤井陣営は、町ごと字ごとの集会を夜間だけでなく、日中も行うとし「これまでにない草の根の活動を行い、地域により浸透していきたい」としている。藤井は「解散の本会議は4年間を振り返り緊張して臨んだ。厳しい次の戦いですが、湖東・湖北の力強い発展と国民の目線で日本を変える真剣な政治を実行します」と話している。なお同陣営では、国道8号線近くに事務所を設置する予定。
田島陣営は、がい旋カーやミニ集会、駅立ちを徹底させて「今月中に完成するマニフェストを基に、政策を訴えて理解を広めていきたい」としている。田島は「待ちに待った解散総選挙。歴史的使命感を持ち、政権交代へ王手をかける。この熱い闘いを『決着の夏』と位置づけ、生活者第1の『民主党マニフェスト』をひたすら国民に訴えていく」と話している。なお田島陣営では8月7日に、ベルロードの元ヤマダ電機1階で、事務所開き式と決起大会を開く予定。
池田は、消費税の撤廃と北朝鮮のミサイルへの対策を訴えていくとしている。26日に長浜市内で事務所開き。
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